バンクシーの作品
Exit Through the Gift Shop
2010 Poster
59.4×42cm Private Collection
バンクシーが監督した2010年のドキュメンタリー映画。題名は、どのギャラリーや美術館も来場者にできる限り多くの金を使わせるため、出口の直前にギフトショップを設けていることに由来する。ロサンゼルスで暮らすフランス人のティエリー・グエッタはストリート・アートに魅了され、路上の作品を撮影し続けている。ある日、彼はついにバンクシーに出会うが、ストリート・アーティストになることを勧められ、実行する。作品の出来は惨憺たるものだったが、皮肉にも商業的には大成功を収めた。 クレジットの最後で、「バンクシーは二度とストリート・アーティストのドキュメンタリー制作に協力しない」という字幕が流れる。この作品は2010年の米アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた。
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